ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012)

製作国:アメリ
監督:ジョン・ムーア
脚本:スキップ・ウッズ
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:ブルース・ウィリスジェイ・コートニーセバスチャン・コッホ 他
初公開年月:2013/02/14
★☆☆☆☆


あの名作コピペを改変して、この映画の感想を語ってみようとしたらよくわからなくなった

昨日、ダイ・ハード観に行ったんです。ダイ・ハード
そしたらなんか前売が、どこのチケット屋でも売り切れてて。
で、タイトルよく見たら「ラスト・デイ」とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、ハリウッドの商売人を舐めてんじゃねーよ、ボケが。
ダイ・ハードだよ、ダイ・ハード
もう「ダイ・ハード」ってだけで、つい観に行っちゃう俺みてーなバカが山ほどいるのに、ここで「ラスト」なわけねーだろ。おめでてーな。
よーし最後だから絶対観に行っちゃうぞー、とか言って売り切れるほど前売買ったんだとしたら、もう見てらんない。
お前らな、『レ・ミゼラブル』の券やるからその前売よこせと。
でも何とか前売ゲットして観ましたけど。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、ダイ・ハードってのは、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
中年でハゲの刑事が、いつ、どこで、全く関係ないのに、なぜかテロに巻き込まれてもおかしくない。
殺るか殺られるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
今さら息子なんか出してきやがって。
それとな、軍用ヘリなんてきょうび見飽きてんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、イピカイエー、だ。
お前は本当にこのシリーズに愛着があるのかとブルース・ウィリスに問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい
お前、イピカイエーって言いたいだけちゃうんかと。
ダイ・ハードファンの俺から言わせてもらえばダイ・ハードの真髄はやっぱり、
「ぼやき」&「孤軍奮闘」、これだね。
事件に巻き込まれて散々ぼやきながら、それでもしぶとく一人で戦い抜く。
で、最終的にはテロリストより遥かにひどい大殺戮。これこそダイ・ハード
しかし、やりすぎるとレイティングがPGからRにされるという危険も伴う、諸刃の剣。
この「ラスト・デイ」は上記の要素がまるで入ってなくて、代わりに親子愛をダシにした泣かせ演出が多めに入ってる。そん代わり上映時間が少なめ。全くダメダメ。ダイ・ハード失格。
ダイ・ハード好きにはもちろん、ウキウキしながら前売買ったような素人にもお薦め出来ない。
まあ、お前らド素人は、DVDで『海猿』でも観てなさいってこった。