2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ザ・シューター 極大射程

超絶的な狙撃能力、絶体絶命の危機を回避する動物的感覚、そして、なぜかイイ女に匿われるセックスアピール……「これ、なんていうゴルゴ13?」。そう、この作品のマーク・ウォルバーグは、もう完璧にゴルゴである。ゴルゴであるがゆえにケリのつけ方もあれで…

300

画面から血と汗の臭いがしない。漂白された活劇。したがって、いくら首が飛ぼうが全然興奮しない。 (白)

ハンニバル・ライジング

レクター博士がなんで人を喰うのか? それがわからないところにこそ恐怖の源があったのに説明してどうすんだよ! それもなんか、日本的なアレが影響しているかのような描写。あれもどうなのよ? そんな陳腐なもんでいいのか? 少なくとも、この映画のせいで…

スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい

ブラックコメディとして成立させるにはぴったりのいいキャラそろってるし、ところどころオフ・ビートな演出も見せるのに、最終的には全然面白くない着地を見せるという「惜しい」映画。思うにこの監督、根が真面目すぎ。 (白)

デジャヴ

冒頭で、既に死体で発見されている女性を、デンゼル・ワシントンはどうやって助けるのか? まさかとは思うけど今さら「あの手」じゃないよね? なんかあっと驚くような新手があるんだよね? と思いつつ観ていると直球で「あの手」だったので、それに一番ビッ…

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

普段は「(500円貯金の)鬼」「軟弱ターミネーター」「機械伯爵」などとまるで人間呼ばわりされていない、ささくれだったハートのボクちんですが、この映画には泣かされた。だって卑怯なんだもん。絶対自分の母親とオーバーラップさせてしまうからね。涙腺を…

龍が如く 劇場版

何度倒されても「桐生ちゃあん」と言いながら現れる岸谷五朗の面白ヤクザぶりしか見所なし、ときっぱり言わせていただくしかない凡作。なんでこういうの撮るかなあ。 (白)

叫(さけび)

この作品、日本一いや恐らく世界一「幽霊」を如何にして映画で表現するかについて考えている黒沢清監督がついに行き着いた幽霊表現の極北が観られます。それはつまり全然幽霊っぽくしないこと。この映画の幽霊役、葉月里緒奈はどこからどう見ても葉月里緒奈…

復活の日

復活〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ(全裸で甲州街道を全力疾走しながら) そんなワケで約8ヶ月の沈黙を破り、唐突にシネパカ復活ですよ! 刮目して見よ、お前ら〜〜〜!(リア・ディゾンのグラビアを) これから『エクステ』の次に観た作品から順次レビューをアッ…