2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧
今一番(僕が)結婚したい女優は木村佳乃 今まで木村佳乃という女優のことを特に意識したことなどなかった。せいぜい銀行のCMで『トゥームレイダー』の微妙なパロディをやらされてる人、くらいの認識。しかし、この作品での彼女を観て、惚れた。ぼぼぼ僕と…
この男、骨の髄から殺し屋 フリーの殺し屋フランクは、パリの闇社会を仕切るクロードに再三、自分の組織に入るように誘われつつ、付かず離れずの良好な関係を築いていた。ところがある日、何者かの密告によってクロードは逮捕されてしまう。 クロードを裏切…
「観客の特権」を享受する90分 宣伝コピーにもあるように、この作品では、スペインでのアメリカ大統領狙撃事件の発生の前後を、主要な登場人物の様々な視点から見せていく。まずシガーニー・ウィーヴァー演じるTVディレクターの視点から始まり、彼女のパー…
歯止めの利かない「のび太くん」 もしも、のび太くんが「どこでもドア」を悪用して、銀行の金庫室から大金を強奪し始めたら、当然ドラえもんが止めてくれるだろう。その例で言うと、本作の主人公ヘイデン・クリステンセン君は、ドラえもんがいないのをいいこ…
地獄の沙汰も金次第(ややネタバレ) 2007年公開作品の落ち穂拾い第3弾。DVDにて鑑賞。 前作のラストの直後から物語はスタート。まず唯一生き残った男のその後の運命が語られる。それから舞台はローマへ。本作でターゲットになるのはアメリカ人女子大生…
3月1日から7日にかけて、ポレポレ東中野でレイトショー上映されたピンク映画の特集イベント「R18 〜」にて、観ることのできた4本の作品(『笑い虫』という作品は見逃しました)について、以下にレビューもどきを書きたいと思います。 『微風(かすかぜ)…
良い奴、悪い奴、そして不真面目な奴 『アメリカン・ギャングスター』というタイトルに反して、デンゼル・ワシントンが演じるフランク・ルーカスは全然「ギャングスター」らしくない。「商品」の生産者との直接取引によって、高品質な「商品」を、競争相手よ…
この「2時間ドラマ臭」はなんだろう 例えば本作が、土曜ワイド劇場で「窓際女医の殺人カルテ」とかいうタイトルで放映されたとしても違和感がない感じ。全然「映画を観た」という感触を得られなかった。/本当に、いつ犯人が崖っぷちで動機を語りだすかと思…