2023年8月の鑑賞記録

劇場

『ハズバンズ(142分版)』(ジョン・カサヴェテス×ジョナサン・デミ下高井戸シネマ '23・8・12
『To Leslie トゥ・レスリー角川シネマ有楽町 '23・8・13
『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』ヒューマントラストシネマ渋谷 '23・8・20
『オオカミの家(短編『骨』併映)』シアター・イメージフォーラム '23・8・21
『グロリア』(1980)(ジョン・カサヴェテス×ジョナサン・デミ下高井戸シネマ '23・8・22
君たちはどう生きるか』TOHOシネマズ新宿 '23・8・23
『天国か、ここ?』K's cinema '23・8・27
『つぐない 新宿ゴールデン街の女』K's cinema '23・8・28
ロング・グッドバイ』(ロバート・アルトマン傑作選)下高井戸シネマ '23・8・29
『イメージズ』(ロバート・アルトマン傑作選)下高井戸シネマ '23・8・30
『雨にぬれた舗道』(ロバート・アルトマン傑作選)下高井戸シネマ '23・8・31

配信

『Q2:5怪談 - Passengers』フェイクドキュメンタリー「Q」YouTube) '23・8・6

『ハズバンズ』についてのツイートを検索してみると「今のご時世」では認められない「有害な男らしさ」だの「マンスプレイニング」だの「ミソジニー」だのが充満している世にも邪悪な映画、と捉える人もいるようである。確かにそうかもしれない。たぶん『グロリア』だって「今のご時世」からしたら考えられない描写がある、と感じる人もいるのだろう。まあ、そうかもしれない。「ロバート・アルトマン傑作選」の3作品のそれぞれに「今のご時世」的にどうなの?と思う人もきっといるんだろう。まあ、そうかもしれなくもないよなあ。
その時代の流れに沿った映画が作られるのは当然のことだし、現実をより良くしようという意図のもとに作られる映画も在って良いに決まっている。しかし僕個人としては「今のご時世」のことは別にどうでもいいので、そことはできるだけ距離がある映画を今後も観ていきたいと思っています。