インターステラー(2014)

製作国:アメリ
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:ジョナサン・ノーランクリストファー・ノーラン
音楽:ハンス・ジマー
出演:マシュー・マコノヒーアン・ハサウェイジェシカ・チャステインマイケル・ケイン 他
初公開年月:2014/11/22
★★☆☆☆


長すぎる上に、あんまり面白くない

何しろ観たのが去年の12月30日だったので、内容はよく覚えていないんだが、とにかく期待していたほど面白くなかった。
そう思う理由はふたつあって、まず上映時間が長すぎる。あと1時間くらいは削れたんじゃないか。何がしたいのかさっぱりわからないマット・デイモンのパートとか、マコノヒーの息子がDV旦那になっててどうのこうのとか、そういう(僕の私見だけど)要らん部分が多すぎる。
それと、結局この作品が何を訴えたいのかがよくわからない。父と娘の愛情は時空をも超えるっていう超理論か? 人類が科学を信じ続ければ未来は開けるという、いまどき結構楽天的なビジョンなのか? あるいは、ラストシーンでひるがえる米国旗が示すように、やっぱり世界を救うのはアメリカだぜっていうことなのか?
目的を失ったまま、あてもなく飛び回っている無人偵察機とか、あの独特なデザインのロボットとか、ディテールは興味深いのに、全体として観ると、なんかよくわかんねえなっていうことになってしまうのは、伝えたいことにビシッと焦点が合ってないからじゃないのかなーと思う次第。