2007年ベストテン

皆さま、ちょっと遅くなりましたが、あけましておめでとうございます(パンツに手をつっこんで股間をボリボリ掻きつつ)。
さて、今年の最初は、恒例のベストテンを発表いたします。昨年、僕の魂を震わせた作品ばかりです。では、どうぞ!(腋の下の臭いをくんくん嗅ぎながら)


第1位 グラインドハウス U.S.A.バージョン
あくまでも「U.S.A.バージョン」としての選出。僕が「この手の映画」に求めるものの、ほとんど全てが提示されていて、思わず脳内射精。


第2位 ボーン・アルティメイタム
ラストシーン、劇中のジュリア・スタイルズ同様、僕は微笑を浮かべていたと思う。こんなにも幸福を願いたくなるスパイはかつていなかったのではないだろうか。


第3位 パンズ・ラビリンス
ファンタジーが現実に勝利するというのは、実際にはこういう形でしかありえないのだと監督が泣きながら言い切った傑作(涙)。


第4位 ドッグ・バイト・ドッグ
二匹の「犬」が咬み合い、殺戮の嵐が吹き荒れる殺伐たる世界に、一人の少女によって最後にもたらされる「奇蹟」に泣け!


第5位 4分間のピアニスト
最後の演奏が終わって、スタンディングオベーションを贈りたくなったのは僕だけではないはず。彼女は他の誰でもない「自分」を十二分に表現しとげたのだ。


第6位 あなたになら言える秘密のこと
もはや彼女の一部になってしまったかのような重い「秘密」を抱えて、それでも、生きていくことを選んだサラ・ポーリー。それを支えるティム・ロビンス。泣かすわ〜。


第7位 再会の街で
アダム・サンドラーの面倒を見ているうちにドン・チードルの人生もだんだん変化してくるのが、この作品のミソ。人生は相互作用なんだねえ。


第8位 キングダム 見えざる敵
孕んでいるテーマもさることながら、アクション映画としても一級品。特に終盤の手榴弾で攻撃されるシーン、マジでびびりました。


第9位 ヒルズ・ハブ・アイズ
単なるスプラッター映画だと思ったら大間違い。紛れもない核大国としてのアメリカを糾弾する底意地の悪さもちらほら見せるからあなどれない。


第10位 ジャーマン+雨
今年も邦画からは一本のみ選出。とにかくインパクトがすごかった。この作品の監督も主演女優も、これから要注目です。


以上!