ドッグ・バイト・ドッグ

人を殺す犬のようになるべく育てられた男は生き延びるために人を殺し続け、その男を追う刑事は、仲間の復讐のために自らもまた「犬」になっていく。無惨が無惨を呼び、殺意が殺意を生む地獄のような世界が全く容赦のないハードコアなタッチで描かれる。しかし、最後に小さな「奇蹟」が訪れる……。『恋空』より泣けます(断言)。
(白)