ヘレディタリー/継承(2018)

製作国:アメリ
監督:アリ・アスター
脚本:アリ・アスター
音楽:コリン・ステットソン
出演:トニ・コレット/アレックス・ウォルフ/ミリー・シャピロ/ガブリエル・バーン 他
★★☆☆☆


この映画を観ている間の僕の脳内を描写してみた

※ストーリーに触れていますので、鑑賞後にお読みいただくことをお勧めします。


あー、この森の中の一軒家が舞台なわけね。なんかドールハウスがあちこちに飾ってある妙な屋敷だなあ。さてはこれは幽霊屋敷ネタだな。冒頭で死んだ祖母さんが化けて出るという…。ほら、やっぱり出た。この出し方はいいな。しかし自分の死んだ母親が自分の娘におっぱい飲ませてるところをミニチュアで作るってこの母親(トニ・コレット)もなかなかにサイコっぽいね。もしや幽霊とサイコネタの合わせ技か? この母親が『シャイニング』のジャック・ニコルソンみたいにだんだんおかしくなるという。っていうかこのチャーリー(ミリー・シャピロ)っていう娘が絶妙に不気味な顔してて素晴らしいな。どこでこういう子役を見つけてくるのか。おわー、死んだ小鳥の頭をハサミで切っちゃったよ。これはもしかすると悪い子供ネタなのか? この子が次々にイヤな殺人事件を起こすみたいな。…と思ったらチャーリー退場しちゃったよ! しかもあんなに派手に。そしてソレをアップで見せますか。凄いね。見せるところは見せる。隠すところは隠す。今のところ良い感じだ。そしてその現場をやっぱりミニチュア化するのかよ。どう考えてもこの母親はヤベエ。ところでこの兄貴(アレックス・ウォルフ)は少年院とか行かなくていいの? 家にいるのも辛すぎるだろう。ああ、それでここから母親がいよいよおかしくなって『シャイニング』か…。いや確かにおかしくはなったが、ここで降霊会やりますか。ということは悪霊ネタでフィニッシュ? 息子に取りつくとか? それにしてもこの一家、お父さん(ガブリエル・バーン)以外まともな人がいなくて大変ですね。…え、ここへ来て? 降霊会のやり方教えてくれた、あの親切なババアが? まさかの? これはまさかの?
…はあ〜、今時それをやりますか。そのネタでしたか。はあ、つまんねえ。このオチは今年一番つまらんですわ。途中まではすごく良かったんだがなあ。あーあ。