プレステージ

映画のネタ・手品のタネ

これまた去年公開された中で見逃していた作品。DVDにて、やっと鑑賞。
とある不幸な事件から、お互いに反目し合うようになった二人の奇術師をクリスチャン・ベールヒュー・ジャックマンが演じ、両方と関係しちゃうステキに尻軽なアシスタントがスカーレット・ヨハンソン(イイ!)。
物語はベールがジャックマンを殺した罪で裁判にかけられるところから始まる。で、そうなるに至った経緯が語られるのだが、かなり時間軸が錯綜しているので、よーく観てないと混乱すること間違いなし。
そしてラスト、驚愕の真相が明かされる……のだが、コケましたね、僕。あまりのアホらしさに。『SAW』シリーズの方がまだちょっとマシか? と思ってしまったくらいで。
まじめな話、映画では「ネタ」。手品では「タネ」が最も重要なものだと思うんですが、この作品においては「ネタ」=「タネ」であり、それがあまりに、お粗末だったんで僕はコケてしまったワケで。
でも原作には忠実だそうです。となると原作者のせい、ってことかな。