ターミネーター4

そもそもこんなにひっぱる話じゃない

監督:マックG
脚本:ジョン・ブランカトー/マイケル・フェリス
音楽:ダニー・エルフマン
出演:クリスチャン・ベイルサム・ワーシントンアントン・イェルチン 他
ストーリー:時は2018年。スカイネットが引き起こした“審判の日”を生き延びた人間たちは抵抗軍を組織し、成長したジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)もその一員として機械軍との戦いに身を投じていた。そんなある日、ジョンはマーカス・ライト(サム・ワーシントン)という謎の男と出会う。彼は過去の記憶をなくしており、脳と心臓以外は全て機械化されていた。


「SW新三部作」のような蛇足感満々のシリーズ最新作。何しろアナキンがダースベーダーになることがわかっていたのと同様に、ジョン・コナーもカイル・リースも死ぬわけがないということが予めわかっているのだから、観ていても面白いわけがない。
次々に登場する機械軍のメカもいまいちである。ひっくり返ると簡単に捕まる「モト・ターミネーター」の無意味さ加減には、ちょっと笑ったが。
しかし若き「シュワちゃんモデル」の登場は予期していたものの、その予想以上のCGの出来の良さに驚かされた。生身の俳優が不要になる時代は確実に近づいているようだ。