息もできない

★★★★★
主人公のあまりにも切なすぎる運命に泣くしかない。暴力の連鎖に翻弄された人生の哀しさを描くことで、観客の胸の中に切り込んでくる「暴力論」としても観ることができる。児童虐待、DVなどの問題が社会問題化している日本でこそ、より多くの人に観られるべき作品。