グラインドハウス U.S.A.バージョン

この作品を観るために初めて六本木ヒルズに行きました。すかした奴らが大勢いて、その場にまるでそぐわない負け組丸出しな風情の僕を横目で見てニヤニヤしたり陰口を叩いたりしてやがりました。あんなクソみたいな場所、二度と行くか! バーカバーカ!(被害妄想)
それはともかく、この作品はこの形で観るのがベストだと思いますね。だってフェイク予告編も作品の一部だしね。一本ずつ公開した意味がわかりません。
僕が気に入ったのは断然『デス・プルーフ』。とにかくエロい女とかっちょいいカーチェイスとスカッとする幕切れの三拍子揃っていて言うことナシですよ。それに比べて『プラネット・テラー』は、ちょっとグッと来るものがなかった。ローズ・マッゴーワンにはグッと来たんですが(股間が)。
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ドッグ・バイト・ドッグ

人を殺す犬のようになるべく育てられた男は生き延びるために人を殺し続け、その男を追う刑事は、仲間の復讐のために自らもまた「犬」になっていく。無惨が無惨を呼び、殺意が殺意を生む地獄のような世界が全く容赦のないハードコアなタッチで描かれる。しかし、最後に小さな「奇蹟」が訪れる……。『恋空』より泣けます(断言)。
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トランスフォーマー

もはやハリウッドは『ガンダム』だろうが『エヴァ』だろうが、完全に実写化できるのだということを日本人に事実上宣言した作品だと思う。つーか、それ以上のものではなかった。マイケル・ベイらしく、相変わらず絵づくりには凝っていたが。
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