エージェント・マロリー(2011)

製作国:アメリ
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
脚本:レム・ドブス
音楽:デヴィッド・ホームズ
出演:ジーナ・カラーノマイケル・ファスベンダーユアン・マクレガーマイケル・ダグラス 他
初公開年月:2012/09/28
★★★☆☆


『エージェント・サオリー』はアリかナシか

早い話が、主人公が女だてらに「ボーン・シリーズ」並みのガチ路線の格闘シーンをバッシバシやってのけるのを、これでもかと見せつけるだけの作品なんですが、いやマジにすごいと思いました。さすがアメリカ女子総合格闘技界の女王と言われるだけのことはあります。
それにしても、ハリウッドには、女性でもこうしてきっちりアクションが演じられる人材が豊富で羨ましい限りです。日本で、その方面も「可」なのは、相変わらず水野美紀オンリーってことになっちゃうのかなあ…などと考えさせられもしたんですが、先日、ひょんなところから、超有望な人材を見出しました。
誰あろう吉田「霊長類最強」沙保里です。
向こうが総合格闘技界からスカウトしたんなら、こっちはレスリング界から登用ですよ。
某警備会社のCMで軽妙な演技を見せていることですし、結構無い話じゃないと思うんです。あの、普通の服装してると全然華がない単なるイモねえちゃんにしか見えない感じなんて、逆にスパイとか潜入工作員役には向いていると思うんですよね。
完全に舐めきってかかってくる敵を、次々に素手で瞬殺しては肉塊に変え続ける吉田沙保里の勇姿をスクリーンで観たいなんて考えるのは僕だけでしょうか。はい、僕だけですね。本当にすみませんでした。